京都教育大学大学院教育学研究科理科教育専修物理教育分野沖花研究室 |
日時: 2008.11.05 18:06
[分野・研究室名称] 京都教育大学大学院 教育学研究科 理科教育専修物理教育分野 沖花研究室 [研究内容紹介] 本研究室では小中高理科物理分野を中心に教材開発や授業実践を行っています。 1.概念地図法を使った学習者の概念理解・各種調査と分析 学習者は各自様々な既有概念を持っています。学習によって新しい概念が持ち込まれるとき,各自は既有概念と何らかのリンクを行うことによって「わかった」という納得・理解が生まれます。わからないというのはそういう既有概念とうまくつながらないで困っている状況だと考えています。ですから教授者がおもしろいと思っても学習者が必ずしもそうは思わないのです。学習者の実態を様々な方法でs探り教授法を考えます。 2.わかるための教授法・教材開発 様々な理科のふしぎが児童・生徒にとって面白いだけでなくわかる小中高校理科(物理)分野の授業開発を研究します。そのためには生徒がわからない理由を探る必要があります。作成した教材や授業法は附属学校で実践します。 [代表研究成果] ・中学校理科「力学」分野における概念地図法の適用,沖花彰,理科教育学研究,47(2006)pp.7-14 ・理科と体育を融合した新しいカリキュラム,沖花彰,近畿の物理教育,12(2006)pp.6-11 ・くぎを使って磁界を見る教材の開発,沖花彰・兼泰子,京都教育大学紀要,113(2008)pp.57-64 [大学院生へのメッセージ] 分からない生徒に如何に分かりやすく教えることができるか,これが教師の力量です。 [研究室訪問について] 随時可能です。ただし事前にメールでお知らせ下さい。 [大学院生の修学・就労について] アルバイトは可能です。現職の学校教員など社会人の方も院生として受け入れています。 [分野ホームページアドレス] http://natsci.kyokyo-u.ac.jp/~okihana/inada/top.html 研究室のHPをアップしています。是非ご覧下さい。 [連絡先メールアドレス:担当] okihana@kyokyo-u.ac.jp
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